宅建が難しくなっているのは間違いないがガセ情報も多い
宅建が難しくなっているというのは以前から言われていることですが、その理由はというと、全くのデタラメ情報であったり、なんの根拠も示していない場合がほとんです(^◇^;)
ただ’’難しくなっている’’と感覚的に言ったところでなんの説得力もなく、それが本当なのかどうかも確証が持てません。
なので今回は、なぜ宅建が難しくなっているかという理由を解明しみなさんにお伝えしたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
宅建が難しくなっている原因の一端は得点競争の激化
宅建が難しくなっていると言われる原因の一端は得点競争の激化として垣間見られます。
2018年の合格点は過去最高の37点でした。
とはいえ、この合格点の高止まりは、あくまでも、原因そのものではなく、表に現れた現象にすぎません。
合格点が高止まりしている理由は5問免除者の増加!
では、宅建試験の難化を明確にする本当の原因は何か?
それは、ズバリっ! 5問免除制度利用者の増加にあります。
〜宅建5問免除制度〜 についておさらい(^^)/
一定の講習を受ければ、宅建試験の5問(問46~問50)が免除(正解扱い)されるメチャメチャ有利な制度ですw
上のグラフは合格者に占める不動産業に従事する者(以下、不動産業者)の割合、つまり、合格者に占める5問免除制度を利用した受験生の割合です。
じつは、この5問免除制度は平成9年から始まっていますが、当初は実務経験が2年以上の者だけが利用できる制度でした。
ところが、グラフを見ていただけらばわかる通り、不動産業者に宅建を取らせたい業界(国土交通省、不動産適正取引推進機構)の思惑はハズレ、あまり不動産業者の合格者は増えませんでした(^◇^;)
困った業界団体は、さらに不動産業者が合格しやすいように、平成17年にその実務経験という条件を無くして、不動産業に従事さえしていれば、この5問免除制度を利用できるというふうに改正しました( ´ ▽ ` )ノ
その効果は覿面で、平成17年から不動産業者の合格者が急増しています(^^)/
そこから不動産業者の合格者数は徐々に増えていき、平成30年ではなんと合格者の4割近くを占めています(^◇^;)
それだけたくさんの5問免除者、つまり最初から5点上乗せされる受験生が多ければ、合格点が過去最高を記録してもなんら不思議ではありません。
この5点免除者の増加が宅建試験が難しくなっている最大の原因であり、得点競争の激化に繋がっているのです(`・ω・´)
宅建試験の難易度は今後どうなっていくのか?
1点の重みがある宅建試験において、5点は途方もなく大きな差です。
それが合格者の4割を占めるわけですから、一般受験生にとっての合格率は公表される15%よりもずっと狭き門に感じてしまうはずです(^_^;)
そしてこの傾向は明らかに業界団体の意図(不動産業者に宅建資格を取らせたい)によって作られた流れなので、受験生にとっては残念ですが、宅建試験の難しさはこのまま続くと予想されます。
おそらく不動産業者の合格者に占める割合も35%程度で推移するはずです。
なので、次の試験はもしかしたら易しいかもなんていう甘い期待は持たないでくださいw
難易度なんて関係ない!何がなんでも合格してやるという覚悟で頑張ってください!
この2つは’’受講生だけが有利になる’’と言われるほどの通信講座なのでチェックだけはしておいてください(^◇^;)
【スタディング】
机に向かわないどころか、紙も鉛筆も使わず、ホントに隙間時間だけで合格できますw
【体験レポ】『スタディング』宅建講座買っちゃいました( ´ ▽ ` )ノ
【フォーサイト】
フルカラーでマンガのようなテキストw なのに合格率は70%と、もはや反則レベルの通信講座です(^◇^;)
合格率は全国平均をはるかに凌駕!高い合格率の宅建講座はフォーサイトの詳細ページへ
【体験レポ】フォーサイトの中身はこんな感じです( ´ ▽ ` )ノ
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