宅建は民法を得意にすると合格しやすい
宅地建物取引士試験の主要科目の中で、一番難しいとされ、そして一番苦手とする受験生が多い科目、それが 「権利関係」 です。
その中でも 「民法」 はとくに、得点に繋がりにくい科目として嫌がられる傾向がとても強いです。
ではなぜ民法が難しいのか?
これを考えることが民法の攻略につながり、そして民法に苦手意識を持つ多くの受験生と差生み、頭一つ飛び出すことができます。
多くの宅建受験生が苦しむ!民法が難しいとされる理由!
民法が難しいとされるのにはいくつかの理由があります。
・ 難解な法律用語が多いため、とっつきにくく理解しにくい。
・ 時事問題や応用問題が多く、学習が得点につながりにくい。
・ 得点するためには基本の理解が必要不可欠であり、一朝一夕には実力をつけることが出来ない。
このような意見をよく耳にします。
まさに民法には上記のような特徴があります。
そしてさらに、他の科目と圧倒的に異なる点があります。
それは、試験範囲の広さです。
そのボリュームの多さを、私権範囲である他の法律の条文数と比較するとわかりやすいと思います。
(附則等を加えていないので約としてあります。)
・ 宅建試験における最重要科目である宅地建物取引業法 : 約86条
・ 主要科目である法令上の制限で学ぶ建築基準法 : 約106条
・ 同じく法令上の制限で学ぶ都市計画法 : 約97条
そして、権利関係として学ぶ民法の条文数は・・・なんと!約1044条ですw
まさに桁違いのボリュームです(^◇^;)
民法というのは法律の中の法律と呼ばれるように、一般的な規範という上位に位置する性格もあるのでこのように膨大な条文数になります。
ボリュームが多いと学習量が増えるので、負担が大きくなることは言うまでもありません。
そのボリュームの多さが、本試験で得点を難しくさせてしまうのです。
そして条文が多いということは出題傾向にも現れます。
例えば、宅地建物取引業法は条文数が少ないので、繰り返し似たような問題が多く出題されます。
宅建試験は4肢択一なので、そのうちの2~3つの選択肢は以前に同じような内容のものを見たことがあるという感じです。
それに比べて民法は、条文数が多いの新しい問題を作成しやすいようです。
4肢のうち1か2つ見たことがあれば良い方です。
なので本試験の際に、民法の出題や選択肢で見たことがないものがあっても慌てることなく当然として受け止めて下さい。
これを理解していないと、苦手意識を持ってしまったり、自分の学習が足りないと勘違いし慌ててしまうことになります。
民法は深入りするとキリが無いので、基本をしかっり学ぶことが重要とされる根拠も、このボリュームにあります。
皆が不得意だからこそ民法で差を付ける!
勉強しても知らない問題がでるから意味が無いと投げ出さずに、基本的なポイントや法律の趣旨を理解するように学習すればある程度の応用問題にも対応できるようになります。
他の受験生が遠ざけるからこそ、じっくり学習して得意科目にする価値があるともいえます。
それだけに、攻略すれば大きな自信になり合格が近づくことは間違いありません。
どうか得意分野にすることを目標に挑戦して下さい!
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