宅建はお金をかければ合格できるという誤解
宅建をとるために資格学校や通信講座を利用して受験しようという方が多くいらっしゃいます。
その際に、とりあえず受講料が高いところを選べば安心とお考えの方が多くいらっしゃいますが完全な誤りです。
合格率と受験費用は比例しません。
まったくお金をかけないで独学で合格される方もいれば、資格学校に高い費用を払って落ちてしまう方もいます。
もちろん高い費用がまったく無意味であるということではありません。
しかし、おおよその受験費用から費用対効果を考えてみればよくわかります。
資格学校を利用した場合で・・・・
例) 大原の完全合格週1コース・・・95000円
TACの実力完成本科生・・・98000円
大手有名資格学校の宅建の通学講座料金の平均は9万円前後、通信講座は8万円前後です。
次いで教材などを取り寄せる通信講座を利用した場合・・・
ユーキャンの通信講座・・・59000円
通勤講座・・・39000円
フォーライト・・・29000円
大原のDVD通信講座・・・48000円
宅建通信講座の相場は平均4~5万円前後です。
そして、独学であれば・・・
市販のテキスト代で1万円以下でしょう。
このように宅建受験にかける費用には個人差があり、大きな幅があります。
当然、何も利用しない独学の受験生と比べれば、資格学校や通信講座を利用した受験生の方が合格率が高いことは言うまでもありません。
しかし、ここでお伝えしたいのは、その合格率の差はかけた受験費用の差のように7倍8倍といった大きな開きにはならないということです。
評価の高い合格率トップクラスの通信講座(フォーサイト)でさえ合格者は受講者の3割程度(他と比較すると高い合格率であることは間違いありませんが)なので、その差はせいぜい2~3倍といったところでしょうか。
なぜ宅建はここまで受験費用に差があるのか?
それには2つの理由があるように思います。
まず1つ目は資格学校の受講料が高いということです。
こう言うと身も蓋もないですが、資格学校はビジネスです。
資格学校では教室や事務所が必要ですし、講師や経理などの人件費もかかります。
経営していくためには利益が必要です。
そのためには、初学者のための特別テキストや直前対策講義といった付加価値を付けて受講料を高めに設定する必要があるからです。
そして2つ目の理由は独学でも合格できるという宅建の難易度にあります。
資格学校関係者の方に怒られてしまいそうですが、宅建試験は資格学校に通わなくても合格できます。
宅建試験は、不動産関連の上級資格である不動産鑑定士のように独学合格がほとんど不可能な超難関試験とは異なります。
正しい勉強方法で一定の努力をすれば独学でも十分に合格が可能な試験です。
そのため、宅建試験は独学や低価格な通信講座を利用される方が非常に多いという特徴があり、受験費用に大きな幅が生じます。
結論
万全の態勢で受験生活を送りたいという方には資格学校もオススメできます。
しかし、とりあえず通学すれば取れるだろうと安易に決めてしまうと、無駄にお金がかかるだけでなく、受験スタイルが自分に合っていなければ、途中で通えなくなってしまったり、学習についていけずに挫折してしまうという危険もあります。
価格に振り回されず、自分のライフスタイルや性格をしっかり考慮することが、受験費用を抑えて合格率を高めるポイントです。
個人的には、宅建を取るのに高いお金を払うのはもったいない気がします。
私自身、資格学校(TAC)に通い、いくつか通信講座も実際に試しましたが低価格で優良な通信講座を利用するのが合格するための一番の近道だと思います(^^)/
机に向かわないから続けられる!スマホで勉強したい方は無料版をチェックしてみてください( ´ ▽ ` )ノ
【口コミ】『スタディング』宅建講座買っちゃいました( ´ ▽ ` )ノ
マンガのようなテキストだから続けられる!合格率70%!もはや反則レベルの通信講座ですw
合格率は全国平均をはるかに凌駕!高い合格率の宅建講座はフォーサイト公式ホームへ
【宅建講座】フォーサイトの中身はこんな感じです( ´ ▽ ` )ノ
関連記事
一覧でパッとわかる!『宅建』費用の全て!独学と資格学校ではこんなに大きな差!
じつは『宅建士』は女性の社会復帰にもっとも適した資格( ´ ▽ ` )
【女性編】人気は高いが現実が厳しすぎ!選んではいけない資格3選