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苦手意識の高い権利関係の攻略法!
権利関係が難しいとされる大きな理由のひとつに・・・
「問題文が読みにくい」
という意見が多いようです。
確かにその通りで、登場人物や要件、法律的な根拠など問題文の事例の中には注意しなければいけない重要な要素をしっかりと拾っていかなければ正しい解答にたどり着くことができません。
その攻略法として、問題を解くための思考パターンを身に付けることです。
これは決して難しい方法ではありません。
3つのステップを踏むだけで、仮に本文中の法律用語がわからなくても正解できる場合があります。
とてもシンプルなステップなので知ってしまえば「な~んだ・・・そんなことか。」と思われる方もいらっしゃると思います(^^)
しかし、実際にパターンをルーティンとして身に付けているという受験生は少数派であり、意識して実践することで格段に回答効率が上がるはずです。
その3つのステップというのがこちらです。
・ステップ1 誰と誰が対立しているかを確認する
・ステップ2 対立人物のそれぞれの事情を確認する
・ステップ3 誰が勝ちかを判断する
ステップ1 誰と誰が対立しているかを確認する
まずはザックリと問題文を読んで、登場人物の誰と誰が対立しているのかを確認します。
一度だけ読んで完全に理解しようとすると問題がとても難しく感じられてしまいますし、誤解釈してしまう恐れもあります。
そこで、まずは簡単に考えるために、問題文中に大文字のアルファベットで書かれた登場人物だけを抽出するのがポイントです。
~ 例文 ~
Aが所有している甲土地を売買契約により取得したBは、正当な理由なく甲土地を使用しているFに対して、甲土地の明け渡しを請求することができる。
こうすることで登場人物が一目瞭然になり、途中の文章がわからなくても語尾からBとFが対立していることが容易にわかります。
ステップ2 対立人物のそれぞれの事情を確認する
次に、対立しているのは BとF なので、それぞれの事情を確認します。
~ 例文 ~
Aが所有している甲土地を売買契約により取得したBは、正当な理由なく甲土地を使用しているFに対して、甲土地の明け渡しを請求することができる。
B : 売買契約により取得した人
F: 正当な理由なく使用している人
ステップ3 誰が勝ちかを判断する
そもそも法律というのは常識的に正しい人を保護するための制度です。
最後のステップで・・・
どっちに落ち度があるか。
どっちがきちんとしているか。
どっちを保護すべきか。
こういった常識的な価値観で結論をだしてください。
対抗要件といった法律概念を完全に理解していなくても十分正しい判断ができるはずです。
この3ステップだけで権利関係の対立型問題をほぼ結論づけることができます。
実際の本試験でも通用する権利関係の攻略法です!
こんな単純な理論では難しい問題は解けないと思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
実際に、この 「正義は勝つ!」 というシンプルな考え方が本質として法制度の根幹をなしているからです。
このことが頭の片隅にあれば、理解も早まり問題も解きやすくなるはずです。
楽しく学習するためにもぜひ意識してみてください。
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