宅地建物取引士の必要性から生まれた5問免除制度!
不動産業界で働く方にとって、宅建資格は非常に重要なものです。
とはいえ、合格率15~16%の宅地建物取引士試験そう簡単に合格できるものではりません。
そこで不動産業界の有資格者を確保するために生まれた制度がこの『5問免除制度』です。
不動産業界で働いていても・・・
仕事が忙し過ぎてなかなか勉強時間を 確保できず、受験しても合格できないという方が多いのが実情です。
しかし、毎日の実務をこなすには宅建資格がないと不便を感じる ことも多く、また、宅地建物取引士には事務所ごとの設置義務もあります。
そこで、不動産業界で働いていて、今まさに宅建資格を必要と している人を救済するため、専門性が高い不動産業務の資質向上 のため、平成9年から実施されることになりました
言うまでもなく、この制度を利用出来るのは不動産業界に勤めている 方だけです。
(有効な従業者証明書を提示できる方)
平成16年まではこの制度を利用するためには3年間の実務経験が必要でしたが、平成17年度の試験からはこの実務経験が撤廃され、不動産業界に勤めてさえいれば利用できるということになりました。
そして、この5問免除制度を利用するためには、「宅建登録講習」というものを受講することになります。
登録講習の流れは次のようになります。
1、受講申し込み(郵送申請、ウェブ申請 可)
受講料15000円 (実施期間により異なります)
2、通信学習 自宅にテキストが届きそれを学習します。
(約2ヶ月間のカリキュラムです。)
3、スクーリング 2日間、10時間
4、修了試験 スクーリング二日目の最終時限に行います。
5、終了証明書交付 これを本試験の願書に添付することになります。
(有効期間は3年間です。)
これで本試験の問46~50の5問が免除されます。
そして5問免除者の試験時間は1時間50分になります。(一般の方より10分短縮されます。)
一般受験者と5点免除受験者の合格率(%)
ただでさえ1点の差が大きい試験なので、合格率に大きな差があることが分かります。
また、合格者の中で5点免除受験者の占める割合はおよそ 25%になります。
合格者4人のうち一人は5点免除受験者ということです。
このように5点免除者は一般受験に比べて大変有利になります。
しかしながら、それでも5点免除者の大半の受験者が不合格に なっていることも読み取ることができます。
5点免除だからといって決して油断してはいけないということです。
アドバンテージが無くても、合格する人はするし、免除されても落ちてしまう人もいるということです。
最後に、一般の受験者の方にもお伝えしたいことがあります。
5問免除制度が有利なことは間違いないことですが、結局のところはやる気次第です!
一般受験生の方はあまり意識しなくても大丈夫です!
一般の受験者の方は、自身が問題を解ければいいだけです。
5点の差にそこまで神経質にならず、自分の勉強に集中して下さい。
結局はやるべきことをやれば初学者、業界人など関係なく合格できる試験です。
最後まで自分を信じて頑張って下さい。
この2つは’’受講生だけが有利になる’’と言われるほどの通信講座なのでチェックだけはしておいてください(^◇^;)
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