資格を取得し引きこもりから脱出した友人の話です。
まず最初にお伝えしたいのは、私自身、引きこもりについての専門家でもカウンセラーでもありません。
なので・・・説教じみたことを言うつもりは毛頭ございません。
ただ、私には引きこもっている 木村 大介 (仮名) 無職 男性 (35歳)
引きこもり歴10年になる友人がおり、その彼が宅建という不動産取引の資格を取得(2013年)、2014年の3月にまだ精神的には不安定ながらも不動産会社に就職という社会復帰の一歩を踏み出すことができました。
とてもうれしいことであり、また社会復帰を目指している方にほんの少しでも参考になればとの思いからご紹介させて頂きます。
本文は木村本人が今も同じように辛い思いをしている方の参考になればという思いから編集を行いました。
引きこもることの苦しみは一般人には理解されない
私の友人のように皆さんも資格を取って社会復帰すればいいじゃないですか。
と軽々しく提案するつもりはありません。
私自身、引きこもりの彼から話を聞くことでそんな単純な問題ではないことに気が付くことができました。
そういったコンプレックスや生い立ちなどが複雑に絡み合った問題を一般人が理解していないのは仕方がないにしても、カウンセラーや精神科医といった専門家ですら、全くもって的外れの事を言っていたりするのに驚きました。
引きこもりの友人本人から話を聞くかぎり、とてもそういった方の気持ちを理解しているとは思えませんでした。
もちろん、先に少し触れましたが・・・
「それに比べれば私の方がよくわかっているから引きこもりやニートから脱出するのはこうする方がよい!」
みたいな上目線のアドバイスではなく、具体的に友人がどのように社会復帰を果したかをお伝えさせていただきます。
重度の引きこもりから社旗復帰までの2年半の道のり
以下、 木村 大介 本人 編集
私は親からの虐待、中学時代のいじめ、それと見た目のコンプレックスから内向的な性格になってしまい、大学を2年で中退しアルバイトと派遣社員でなんとか生活をしていました。
しかし、自信のない内向的な性格からひとつの職場でなかなか長続きせず、25歳の時に派遣切りにあいそのままニート、そして引きこもり生活に入ってしまいました。
みなさんも痛感されていると思いますが、引きこもり生活は入るのは簡単でも、気が付いたときには抜け出せなくなっているものです。
そこから抜け出すためにはどうにか自分を変える以外方法がありません。
そうは言っても周りに影響を与えてくれる友人や家族がいればそれも可能かもしれませんが、多くの方はそんな状況にはないとはずです。
実際そういう状況であれば最初から引きこもってない可能性が高いですもんね(^_^;)
私もやはり孤独でした。
(このブログ主の友人とは就職活動に踏み出すほんの少し前から頻繁に連絡をとり始めました。以前から交友があり影響を受けたのは確かですが、あきらかに当時は孤独な状況でした。)
よく世間一般からの目線で・・・
「引きこもっていて時間がたくさんあって何かすればいいじゃん」
と簡単に言われますが、その最中にいるとそんなことはまったくわからず、苦しみや不安だけで、気が付いたら時間はあっと言う間に過ぎてしまうという悪循環のスパイラルに陥ってしまいますよね(^^;)
でもその中で、どうにか苦しみから解放されたいという焦りからなんとか考えをまとめました。
お金はないけど時間はある・・・。
これをうまく使えば普通に働いている人にとっての2,3年間ぐらいの時間をずっと容易に確保できることは大きなチャンスになるのではないか・・・。
本当にどうにかこうにかですが、このようにポジティブに考えることができました。
私の場合、まず時間を使って自信を付けなければと考えました。
免許もない。彼女もいない。貯金もない。
正直こんな自分が世間に出て人と話せるわけがありません。
そんな自分を変えるために何か知識を身に付けたい・・・。
それが宅建という不動産資格を目指したきっかけです。
まず、持っていたゲーム機を売って3万円の宅建通信講座を購入しました。
受験勉強は最初は慣れないもので、嫌々で、苦しみから解放されたいという負の気持ちを原動力に続けました。
しかし、毎日一時間くらいでしたが、一ヶ月程度続け勉強が習慣として身についたあたりから何年間も味わったことのない感覚に気が付きました。
あっ・・・これ充実感か?
ホントに忘れていた感覚でした。
宅建は時間さえあれば着実に点数が伸びていく試験なので、それこそ一日中勉強できる環境であれば1~2ヵ月という短期間でも十分に合格できる実力を身に付けられますよ(^o^)
その年、無事試験に合格でき、1社目で採用されましたので就職活動はあっさりでした。
面接の時に引きこもっていたことも素直に話しました。
面接の担当の方は・・・
「しっかり知識を身に付けている有資格者であることが重要であって過去は関係ありません。話しにくいことを正直に話すことはむしろ評価に値します。」
お恥ずかしいですが、その場で涙がこぼれてしまいました。
今はまだ、失った時間を取り戻すために、慣れない社会人生活をどうにかギリギリこなしている感じです。
家にいると突然呼吸が苦しくなったり、ストレスで胃が痛くなる時もあり、また引きこもり生活に戻ってしまうのではないかという不安もあります。
けれど、あの苦しみの生活には戻りたくありません。
どうにか1日1日を踏ん張っていきたいです。
こんな自分でも変われたのですから、きっと貴方も変われます。
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