不動産業の始まりはいつなのか
宅建を受験したい、不動産業界に転職したい、雑学として気になった、、、etc
理由はどうであれ、今回は不動産業というものの始まりから現代までをおさらいしてみたいと思います。
あまりにも当たり前で身近な不動産ですが、知っているようでじつはその歴史については知らない人が多いと思うのでぜひこの機会にお勉強してみてください♪( ´▽`)
不動産の管理、開発は奈良時代
日本において土地の私有化が認められるようになったのは奈良時代からです。
学校で習ったのを覚えていますかね?
『墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう)』というやつです。
貴族といった有力者が自分たちの支配地域を広げるために行った政策です。
これこそがまさに歴史に残る、不動産の管理、開発の始まりとされています。
現代にも通じている秀吉の太閤検地
鎌倉時代から戦国時代にかけては貴族に変わって、武力という力を持った武士が土地を支配します。
また、そののち天下を統一した豊臣秀吉が、年貢を徴収するために行ったのが『太閤検地』、つまり測量です。
これによって、より正確に土地が管理されることになります。
ちなみにこの検地の測量精度は現在のものと遜色がないと言われています。
賃貸物件と大家が登場した江戸時代
さらに時代は進んで江戸時代に入ると、社会情勢が安定し、人々の暮らしも豊かになり大都市に人が集まってきます。
そこに目をつけた裕福な人が長屋を建てて庶民が住む場所として貸すようになりました。
長屋の管理人である家守(やもり)に、借りている店子(たなご)が賃料として店賃(たなちん)を支払うというわけです。
これ以前にも倉庫業などはありましたが、本格的な賃貸としての不動産業の始まりはやはりこの頃からでしょう。
納税がお米から金銭になった明治
今まで普通に’’不動産’’という言葉を使っていましたが、じつは’’不動産’’という言葉が一般的になったのは明治からです。
そして、欧米列強に対する遅れを取り戻そうという国家の体制づくりを推し進めたい明治政府にとっては財政基盤を確保する必要がありました。
そして実行されたのが『地租改正』です。
お米で納める年貢から、金銭で納める納税に変わります。
また移動の自由、職業選択の自由も認められ、ますます東京といった大都市に人口が集中することになり、不動産業はさらに活発になっていくのです。
好況と不況を繰り返す不動産業の近代とこれから
明治から昭和へと続く発展の中で、宅地の高度開発、土地建物の運用、分譲や賃貸の流通といった現在の不動産業の基盤がほぼ完成されました。
とはいえ、世界大戦や太平洋戦争といった大きな戦争、関東大震災といった大きな天災、土地神話と言われる未曾有のバブル経済などの紆余曲折を経て現在に至ることになります。
このように不動産業の歴史は好況と不況を繰り返しながら脈々と続いていくのです。
今は’’変化の時代’’と言われていますが、そんな中でも、不動産という不変不滅の知識があれば安心の杖として役に立つのではないかと思います。
もし不動産というものに興味が湧いたという方は、ぜひ「住」という、生活の根幹である不動産についてさらに勉強してみてください( ´ ▽ ` )
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