資格は運転免許証にとってもよく似ている
突然ですが、皆さんは運転免許を持ってますか?
免許はとったけれど、まったく運転したことがないという’’ペーパードライバー’’の方もいるでしょう。
業務上、運転免許が必要不可欠な、プロのだライバーの方もいるでしょう。
中には、違反や事故を繰り返し、免停になったり、もう一度自動車教習所に行くことになったり、交通刑務所に入ってしまう人もいますよね(^^;)
同じ免許証でも、使わなければただの身分証明書ですし、使い方によってバラ色の人生が開けることもあれば、暗黒の人生になってしまう可能性もあります。
資格(試験)もまさにこの運転免許証と同じ性質を持っています。
この資格さえ手に入れれば、オールマイティな人生が開けるなどという万能な資格は絶対に存在しないのです。
資格を振りかざして常識はずれの収入を期待する人々
もちろん資格をとったからといってすぐに金銭的な安定が得られるとも限りません。
以前このサイトにこのような疑問のコメントを頂きました。
「せっかく税理士試験に合格したのに初任給が20万円しかもらえないです。夫はもっともらっているのに、せっかく資格を取ったのにこの給料は安すぎませんか?」
さらに話をよくよく聞いてみたら、、、
この方は税理士試験に合格したら、社会経験がまったくなくても年収1000万円はくだらないというようなネットなどの情報を鵜呑みにしてしまったようでした。
もちろん就職先によってはそういった高待遇もあり得ますが、そんな条件の良い勤務先が多いわけがありません。
しかも彼女は、大企業の管理職として恵まれた収入を得ているご主人の給与水準しか知らずにそれと比べてしまっていたわけですから、まぁ文句も言いたくなるでしょう(^^;)
無知が生んだ、仕方ない誤解であるとも言えますが、厳しい言い方をすれば、資格を持っているからいきなり高収入と安易に考えること自体が常識はずれなのです。
資格を持っているから有利ではなく、、、
資格を持っていないから不利になる時代
上記のような資格にまつわる勘違いはたくさんあります。
お金の話でいえば、士業である、税理士や宅建士では収入の格差がみられ、10年以上勤務していても年収500〜600万円程度にとどまり、一度も年収が1000万円に及んだことがないという人の方がずっと多いのが現状です。
開業した社会労務士の場合も、税理士よりも報酬単価が低いことが多いので経済的に大変だということを耳にしたことがあります。
資格は使い方次第で人生をバラ色にできるかもしれません。
しかし、資格獲得はあくまでも入り口に立つための手段だと割り切って、そこからが本領発揮の舞台だと考えるべきです。
ひと昔前、昭和生まれの年代は大学卒業者が少なかったので、大卒というだけで優秀と認められた時代がありました。
しかし現在は、大学を出ているの人の数が多くなり、それだけでは優秀とは認められなくっなってしまいました。
それと同じ現象が今まさに起きています。
この不況下の中、多くの方が何かの資格を取得しようと努力を始めています。
そのうち資格を持っていることが有利に働くのではなく、持っていないことが不利になるという時代になっていくのではないでしょうか。
厳しい時代を切り抜けるため、そして自分の強みを持つために、ぜひ新たなことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
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