【都市再開発】魅力的な街づくりというお仕事
建物や街は利便性や防災面なども考えて、時代に合わせて作り替えていかなくてはいけません。
その街づくりを個人や企業がそれぞれ行うのではなく、いったん土地を一つにまとめて、建物だって一度に立て替えたほうがずっと効率的で計画的な街づくりが可能になります。
それが都市再開発であり、それを担うのが都市再開発事業者のお仕事になります。
つまり都市再開発事業は、宅地開発事業のさらに先にある仕事とも言えますね(^^)
大きな都市再開発の例としては六本木ヒルズなんかもそれにあたります。
開発以前の六本木地域には救急車などの緊急自動車が通りづらいという問題があったことが、あの地域の再開発の理由の発端なんですよ(^^)/
他にも、、、
小さなお店しか建てられない、道路が狭い、駐車場が少ない、防災面で不安がある、、、etc
要因はたくさんあると思いますが、これらを改善し、現代にマッチさせ、より安全で便利、そして魅力ある地域にしていくことが都市再開発というお仕事の醍醐味です。
現在、東京都だけでも常に30以上の都市開発事業が進行中で活気のある分野でもあります。
発展の立ち遅れた街を現代都市へと蘇らせる!
都市再開発は主に都市再開発法の市街地再開発事業に基づいて行われます。
市街地再開発事業とは、大都市圏から外れている各都市の中心的な駅前や商店街など、発展の立ち遅れた街の活性化を図るための事業のことです。
大都市の一極化と言われていますが、逆に街を甦らすことで大きなビジネスチャンスを生み出せると考えている事業者は少なくありません。
またその背中を後押しするため、地方再生をさらに促すために、国や地方公共団体は、そういった地方の市街地再開発に対して建築規制の緩和や補助金の交付・融資、さらには税制面などさまざまな恩恵を与えています。
大都市圏からほんのわずかしか離れていないのに、決して不便な地域ではないにも関わらず、急に寂(さび)れてしまっている地域が日本にはごまんとあります。
それらの街を蘇らせ、中心部からの人の流れを作ることができれば、それは不動産業界のみならず多岐の業種に亘って多大な利益を生み出すことでしょう。
下は街づくりが大成功したひとつの例として、テレビや雑誌でも取り上げられることの多い熱海の駅前の写真です。
一時期は衰退した観光地とも呼ばれていた熱海ですが、駅ビルの再開発や地元の努力によって奇跡と呼ばれるほどのV字回復をみせました。
一昔前の熱海を知っている方は街の変貌に驚くはずです(^^)
六本木エリア、晴海エリア、二子玉川エリア、千代田区エリアと都市部の再開発があまりにも大々的に進んでいるので、ついそちらにばかりに目がいってしまいますが、考えようによってはまだまだ新たな可能性が期待できる業種なのかもしれません。
これからも不動産業の都市再開発というお仕事は、ますます目が離せない業種になっていきそうです(^ ^)
それに、都市再開発に限らず、不動産業界はじつにたくさんのお仕事と密接に絡み合って、役割を分担しながら社会の全体像を作り上げていきます。
そんなたくさんのお仕事、役割がある不動産業界だからこそ、さまざまな個人のニーズや性格に合わせて、ピッタリの業種を見つけられるかもしれません。
興味をお持ちの方は、ぜひ、不動産の分野での活躍の可能性を探ってみてはいかがでしょうか( ^^ )/
宅建資格は不動産業界への通行手形になります!
それに宅建士はもっとも取得しやすい’’士’’業ですよ(^^)
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